 |
お茶出しとおもてなし
|
 |
お茶の出し方 |
|
挨拶がすんだら、いったん部屋を出て、別室でお茶の用意をするのが基本ですが、
親しい方なら、あらかじめお茶のセットを客間に用意しておいて、目の前で入れても
失礼にはあたりません。
お茶をお出しするとき、お茶をのせたお盆をテーブルの上に置いてはいけません。
和室なら畳の上、洋室ならサイドテーブルなどに置いて、必ず両手でお出しします。
また、茶碗と茶托はあらかじめセットしておくものではなく、お出しするときにお盆の
上でセットしてお出しします。
お出しする順番は、おしぼり→お菓子→お茶の順序となります。
お客様から見て、お菓子が左、お茶が右になるように並べ、茶碗の正面が来客に
向くように気をつけます。また、コーヒーや紅茶をお出しする場合は、砂糖やミルク、
レモンなどのお好みも含め、あらかじめうかがってからにしましょう。
|
 |
お茶のお代わり |
|
お茶をお出ししてしばらくしたら、お代わりを出すようにします。時間の目安としては、
30分くらいです。お代わりを出す場合は、注ぎ足したりせず、茶碗を茶托ごとお盆に
下げてから、新しいものに入れ直します。茶碗を下げるときは、いきなりではなく、
「お代わりはいかがですか」などと声をかけてから下げましょう。また、茶托に茶碗を
のせたままお茶を入れるのは、不作法ですので気をつけましょう。
|
 |
お持たせのおもてなし |
|
お客様の手土産が、お菓子や果物だった場合、用意していたお茶菓子と一緒に
お出ししても失礼にはあたりません。むしろ、持参したものがさっそく出されれば、
お客様には喜ばれます。「お持たせですが」などと言葉を添えて、お茶と一緒に出し
ましょう。万一用意しておいたものと、手土産が重なってしまったときは、いただいた
ものをお出しするようにしましょう。
|
 |
手土産の扱い方 |
|
お客様から手土産をいただいたら、快く受け取りましょう。「ありがとうございます」と
お礼の言葉を述べて、必ず両手で受け取ります。手土産をいったん上座側に置いて
「お気遣いいただきましてありがとうございます」「ご丁寧にありがとうございます」
などと改めてお礼を言うと、より丁寧です。
いただいた手土産は、畳の上に置いたり部屋の隅に置いたりせず、床の間などの
一段高い場所に置いておき、部屋を出るときに必ず持って出ます。置きっぱなしは、
せっかくの好意を無視したことになり大変失礼なので気をつけましょう。
|
 |
食事のおもてなし |
|
お招きするときに食事を一緒にする約束をしていなければ、基本的に食事を出さなく
ても失礼にはあたりません。ただ、話が長引いて食事時になったときは、お客様の
時間の都合をさりげなく聞いた上で、一緒に食事をすることを提案してみましょう。
反対に、長居をしてほしくないときは、無理に食事を出さなくてもかまいません。 |